2009/06/07

ADCC JAPAN 関東選手権

ADCC マスターズ選手権




6月7日(日)東京・上板橋体育館柔道場にて、「ADCC JAPAN関東選手権」「ADCC JAPANマスターズ選手権」が行われた。
アダルトエキスパート級では久々の出場となる古豪や若手の成長株がその実力を如何なく発揮し各階級を制覇した。

アダルトエキスパート66.0kg未満級を制したのは、
2003年のADCC日本予選を制し66kg未満級日本代表として本戦出場を果たしている平田勝裕(当時の所属は和術慧舟會A-3)
長期のブラジル修行の経験もある平田は、上下どちらののポジションからでも巧みな試合運びをみせ、
決勝ではDEEPフューチャーキングトーナメント2008ライト級優勝の実績がある吉田道場の長倉立尚を一本で下し、
危なげなく優勝を果たした。今後も活躍を期待したい強豪選手の復活だ。

アダルトエキスパート72.0kg未満級は、世界の"TK"高阪剛の愛弟子で、2007年12月にブラジル・サンパウロで
開催された賞金トーナメント「スーパーチャレンジ・グラップリング」にも出場したことがある遠藤亮太郎が
圧倒的な強さで優勝を果たした。




アダルトエキスパートアブソルート級では、柔術・グラップリングを問わず、毎月のように試合に出場しほとんどの大会で
結果を残しているMAX JIU-JITSU ACADEMY & YOGA STUDIOの若武者・荒井勇二が今大会でも優勝を果たした。
本年度のADCC日本代表の座は惜しくも逃したものの(決勝戦で敗れ準優勝)、近い将来のビッグタイトル奪取が期待される。